【本のレビュー】井田千秋著『家が好きな人』

今回は小説ではなく、漫画を紹介します。紹介する作品は、井田千秋著『家が好きな人』です。以前SNSでたまたま見かけて興味を持っていたのですが、購入したのは2024年の年末頃。

なぜ、このタイミングでの購入になったのかというと、諸事情で年末年始は帰省せず、自宅に籠る予定だったからです。そのため本作を読むことで、おうち時間を楽しく過ごすヒントを得られるのではないかと思いました。

実際参考になった部分があったので、本記事では『家が好きな人』について紹介します。おうち時間を充実させたい方や癒し系のイラストが好きな方は、ぜひ参考にしてみてください♪

『家が好きな人』あらすじ

家での生活を満喫している女性たちの日常を描いています。可愛らしいインテリアや家具に囲まれながら、美味しい料理を作って食べる。なんでもない毎日を贅沢に楽しく過ごす工夫が沢山ちりばめられています。

『家が好きな人』感想

読むというより眺めるという、今までにない読書体験でした。あえて文字数を少なくし、イラストに力を入れている印象です。大判サイズで全カラーなので、イラストの細部までじっくり楽しめます。たとえば部屋のインテリアや食器、料理など。

可愛い、おしゃれなものに囲まれながらも、生活感が伝わってくるようなリアリティのある描かれ方をしています。そのため、自身の生活を重ねたり、取り入れられるアイデアもあるでしょう。

漫画には5人の女性の生活が描かれており、それぞれの個性によってインテリや生活の様子が異なります。私は『どの生活が自分に似ているかな？』『こんな生活憧れる』と思いながら読んでいました。

また、家具やインテリアの置き方、収納方法などは実際の生活に参考にしやすいでしょう。私の場合は現在、某ゲーム会社の動物系家具・インテリア配置ゲーム(なんとなくぼかす。笑)をプレイしているのですが、家具の配置や色味の使い方などが参考になりました。

このように想像を膨らませたり、お気に入りの部屋を参考にしたりなど、何度もじっくり読み直せるイラスト集のような作品です。

『家が好きな人』一緒に楽しみたい作品

『家が好きな人』を読み、井田千秋さんの他作品が気になり調べたところ『ごはんが楽しみ』という作品を出されたようです。

ご飯がテーマの作品で、可愛らしいイラストで描かれた表紙が印象的でした。さまざまな料理が緻密に描かれ、表紙を見るだけでも食欲をそそります。私は食べることが大好きなので、こちらの作品も読むのが楽しみです。

『家が好きな人』まとめ

本記事では井田千秋著『家が好きな人』を紹介しました。

インテリアや家具、料理を通して、日常を楽しく過ごすヒントが描かれています。普段何気なく暮らしていますが、本作を読み丁寧な生活は人生を豊かにしてくれるのだと気づきました。

部屋の雰囲気を変えたいとき、楽しいお家時間を過ごしたいときなど、何度も読み直したいと思います。