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【本のレビュー】宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』

文学
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昨年から話題を集めている小説といえば『成瀬は天下を取りにいく』を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

私も書店やSNSなどで見かけており、よく行く書店にサイン本があったので購入したところどハマり!聖地巡りしようかと検討しているほどなので、ブログにレビューを書き残しておきます。

ご興味のある方は、ご一読いただけると幸いです^^

『成瀬は天下を取りにいく』あらすじ

宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社刊)

成瀬は滋賀県大津市に住む中学生。優秀だがマイペースがゆえ、周囲から一線を引かれがち。

成瀬のスタンスは周囲の目は気にせず、自分の興味のあることは徹底的に挑戦していく。読者はそんな成瀬のことが、いつの間にか好きになってしまうでしょう。

作者出版社発売
宮島未奈新潮社2023年

『成瀬は天下を取りにいく』読書感想

読了後、一言目に発したのは「面白かった」でした。どんどん物語に引き込まれ、成瀬を好きになっていました。

マイペースで憎めない成瀬を可愛らしく思うのと同時に、こんな風に生きていけたらといった憧れの気持ちも抱いていたと思います。とはいえ、私として数十年生きているので、今から成瀬にはなれないでしょう。

しかし、成瀬のように目標を掲げて真っ直ぐ突き進むことは、自分の生き方にも取り入れられるかもしれません。そんな風に思ったら、今日から私のなにかを変えられるかもしれないと、明るく前向きな気持ちになりました。

今年も残り僅かですが、好きなことを少し挑戦してみたいと思います。

『成瀬は天下を取りにいく』あわせて楽しみたい作品

『成瀬は天下を取りにいく』とあわせて楽しみたいのは、続編である『成瀬は信じた道をいく』です。

続編があると知り、成瀬の生きる道をまた追いかけられるようで嬉しくなりました。一作目は中学・高校での日常を描いていましたが、続編は大学、社会人なのでしょうか?

成瀬がどのような大人になっていくのか、親心のような友人のような気持ちで気になります。ただ、どんなことがあっても、成瀬は成瀬のままでいてほしいです・・・!

続編は手元にあるので、早く読みたいです!楽しみ!

まとめ

本記事では宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』を紹介しました。

レビューをしながら、あらためて面白かったな~と。成瀬の生きざまが好きという点と自身が滋賀在住という点がマッチし、どハマりしました。

年末年始は諸事情により帰省せず、人込みを避ける必要があるので、のんびり聖地巡りでもしようかと検討中です。聖地巡りに関する記事はこちらから↓

今年は成瀬に出会えてよかった!

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